lonelylika’s diary

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パキスタン  イスラム教預言者冒涜で死刑判決のキリスト教徒女性が逆転無罪 問題が多い“冒涜罪”

(31日、パキスタン南部カラチで、最高裁判決をめぐり路上で物を燃やし、抗議するイスラム過激派【10月31日 時事】 “イスラム過激派”と言うとテロリスト集団のようですが、“イスラム保守派”と言った方がいいようにも。問題はこうした人々が社会でどの程度を…

改善しないパレスチナ情勢 形骸化するオスロ合意の枠組み アラブ・世界にひろがる現状是認の動き

(アラビア語が堪能なユダヤ人俳優の夫と、ヘブライ語ニュース番組のキャスターでアラブ系イスラム教徒の妻のセレブ婚 二人は「平和協定に調印」したようですが・・・【10月19日 ロイターより】) 【イスラエル 結婚した5万8000組のうち、ユダヤ系とアラブ系の…

ブラジル  病んだ社会の不満を抱える国民が選んだ「ブラジルのトランプ」

(支持者の集会で笑顔を見せるボルソナーロ氏(左)=9月、ブラジリア近郊【10月27日 HUFFPOST】) 【「ミニトランプ」が、またひとり】 昨日28日に行われた二つの選挙結果が明らかになり、大きく取り上げられています。 一つはドイツ中部ヘッセン州の州議会…

タイ  総選挙を前に、タクシン派政党の解党の可能性も 深南部和平交渉にマハティール首相が協力姿勢

(「独裁に反対するラップ」のメンバーらによるミュージックビデオの1場面=ユーチューブから【10月28日 朝日】) 【タクシン派政党の解党も視野に調査開始】 10月14日ブログ「タイ 来年2月“予定”の総選挙をめぐり、各政党の動きも動きも加速」でも取り上げ…

ドイツ  州議会選挙での連続大敗予測で揺らぐメルケル首相の足元 躍進する「緑の党」

(画像は【10月22日 BLOGOS】 「緑の党」共同党首のロベルト・ハベック氏(男性)とアンナレナ・ベーアボック氏(女性)のようです。よく出来た写真です。 両氏と並べると、メルケル首相はいかにも古色蒼然とした感も・・・。もちろん政治家(に限らず人は皆)…

台湾  蔡英文政権の「内憂(独立派)外患(中国)」 二大政党に背を向ける「天然独」若者

(2014年の台北市長選挙に無所属で出馬し、国民党候補に圧勝して当選した柯文哲氏【10月26日 WEDGE】 今も、二大政党から離反した若者からの多くの支持を集めています。) 【中国と国内「独立派」の間で難しい対応を迫られる蔡英文総統の「現状維持」】…

インド  「本物のインド人」と認められないイスラム系住民400万人を無国籍化・追放する企て

【10月24日 朝日】 【ミャンマー・ロヒンギャへのジェノサイド、国際刑事裁判所への付託の動きはあるものの、実現は困難】 再三取り上げているミャンマー西部、ラカイン州から隣国バングラデシュに追われた72万人のイスラム系少数民族ロヒンギャに関しては、…

韓国労働市場  急速な最低賃金引き上げ、弊害の指摘も 不公平感を助長する「雇用世襲」問題

(【3月2日 デービッド・アトキンソン氏 東洋経済ONLINE】 最低賃金については、日本の低さを問題視する指摘も多々あります。) 【文大統領の公約に沿った急速な最低賃金引き上げ 日韓逆転も】 国民所得や購買力に関する統計数字を見ると、日本と韓国の差は…

加速する日中関係改善 日本からのODA積極評価報道を指示 日中間に「もっと多くの福原愛を」

(【10月23日 朝日】) 【中国当局、日本からのODAを評価 「日本は中国の発展の貢献者だ」との報道を指示】 日中関係が急速に関係強化・改善の方向に動いていることは周知のところで、この流れは2011年から7年ぶりの日本首相訪中となる、また、日中平和友…

中東  サウジ人記者殺害事件に関心が集まる中で、緊張が高止まりしているシリア・パレスチナ情勢

(シリア北西部イドリブ県で、校庭で遊ぶ子供たち(2018年10月15日撮影)【10月16日 AFP】) 【サウジアラビアの見え透いた“茶番”説明にどう対応するのか?】 中東関連では、例のサウジ人記者殺害事件に世界の関心が集まっています。 その猟奇性だけでな…

世界第4位の外国人労働者受け入れ国・日本 “事実上の移民受け入れ”に向けた政策転換 準備は?

【10月14日 朝日】 「『ガイジンは苦手』と言っている場合じゃない。多文化共生は私たちの必修科目です」 【「移民政策」とは違うと強調する日本政府 しかし、やってくるのは「人間」】 「移民政策」はとらないとしている日本でも、「人手不足」を背景に、外…

EU  ポピュリズム台頭の流れで価値観の変質が内部進行

(「利益の多元的反映か、一元的集約か」「専門知への信頼か、民意の反映か」を軸にポピュリズム、多元主義、エリート主義を図式化すると(古賀准教授作成)【10月17日 GLOBE+】) 【北欧 新政権樹立が難航するスウェーデン】 イギリスのEU離脱は予想され…

既存の発想・ルールを軽々と飛び越える「中国らしさ」 危うさと同時にパワーも

(画像は【2017年7月19日 Gigazine】 2017年にロシアが打ち上げた衛星「Mayak」で、三角錐状の帆を広げて太陽光を反射するもの。目的は「人々の興味を宇宙に引きつけること」とか。帆の面積は16平方メートルの極めて小さなものですが、それでも天文観測への…

アフガニスタン  和平交渉の動き 選挙を前にタリバンの攻勢が強まる 一方で、干ばつの脅威も

(アフガニスタンの首都カブールで、タブロイド紙と同程度の大きさで15ページもある投票用紙を披露する独立選挙委員会のスタッフ【10月18日 AFP】 この新聞のような投票用紙は、識字率が高くないアフガニスタンでは有効な選挙にとって大きな障害にもなる…

中国  ウイグル族“100万人”再教育施設強制収容の実態は?

(新疆ウイグル自治区ホータンで示威行動する中国警察=2月27日【10月17日 CNN】) 【米中対立の一環 アメリカからの人権弾圧批判】 ここ数日、サウジラビアがトルコ領内の総領事館に反政府ジャーナリストをおびき出し、拷問の末に、生きたまま切断したの…

マリファナ  タバコへの規制が強化される一方で、マリファナ寛容施策が増大 カナダは完全合法化

(プロヴィンス・ブランズ社のカンナビスビール もうすぐ「大麻ビール」で乾杯する日がやってくる?【10月2日 COURRIER】 でも、喫煙は不可) 【強化されるタバコ規制 喫煙者は減少 ただし、電子タバコは増加傾向】 タバコの評判が悪いのは、説明を要さない…

エチオピア  民族間の融和、エリトリアとの関係改善、経済活性化・・・期待されるアビー首相の改革

(首都アディスアベバにおいて「暴力のない生活へ」というテーマで開催された女子マラソンの参加者 【9月27日 Yutaro Yamazaki氏 GNV】) 【民族間の対立で混乱するエチオピアで、初のオロモ州出身首相】 エチオピアでは、少数民族ティグレ人が政治・経済…

タイ  来年2月“予定”の総選挙をめぐり、各政党の動きも動きも加速

(支持率が急上昇し、台風の目に躍り出た新党「新未来党」のタナトーン党首(左から3人目)【8月21日 SankeiBiz】) 【「どうせまた延期だ」との声も】 軍事政権からの民政復帰をはたすタイ総選挙は、“一応”来年2月24日実施の“予定”とはされていますが、こ…

サウジ記者失踪事件で困難な局面に立つサウジ・ムハンマド皇太子 トルコはこの機に対米関係修復へ

(トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館から顔をのぞかせる治安当局者(2018年10月12日撮影)【10月13日 AFP】) 【拷問・殺害された様子を記録した音源と映像をトルコ政府が入手との報道も】 イランに対抗する中東スンニ派世界の地域大国であ…

ミャンマー  スー・チー氏の言に反して「報道の自由」侵害を懸念させる事件が再び 日本外交の在り様

(スー・チー氏側近が関与する 地方政府の財政運営に対する批判記事が、植民地時代の法律によって“「公衆に恐怖または不安」を引き起こす意図または可能性がある”として逮捕され、ヤンゴンの法廷を後にするチョー・ゾー・リン氏(手前)とピョー・ワイ・ウィ…

旧ユーゴスラビア(コソボ セルビア ボスニア・ヘルツェゴビナ クロアチア) 消えない民族対立

(【2月28日 NHK】 クロアチアの歴史再検証委員会 ジェリコ・タニッチ氏 民族の歴史の再検証で自己正当化へ) 【「平和的な民族浄化」との批判もあるセルビア・コソボの「領土交換」】 最初に断っておくと、私は日本の文化も自然も、日本人も日本の社会も…

イラク  ようやく新首相指名 閣僚をネット公募 どこまで本気?

(イラク議会に出席するアディル・アブドルマハディ次期首相(中央)【10月10日 AFP】) 【派閥間の争い、関係国の思惑で混迷する新政権樹立】 5月に行われたイラクの総選挙では、アメリカ・イラン双方に距離を置くサドル師の勢力が最大勢力となりました…

中国  AI社会における圧倒的優位性「もしデータがオイルならば、中国は新たなサウジアラビアだ」

(カメラに映った人の顔を次々と識別し、年齢や性別、その時の感情を推測する【10月9日 GLOBE+】) 【米中対立の当面の行方】 貿易問題、北朝鮮、南シナ海等々で米中間の対立が激化しているのは連日報道されているところです。 ****【米中貿易戦争のエ…

パキスタン  トランスジェンダーの権利保護に向けた取り組み 進展しない日本の取り組み

(自身もトランスジェンダーという3人を含め、12人の教職員がパキスタン初のトランスジェンダー専用の学校「ジェンダー・ガーディアン」を支える【5月28日 alterna】) 【保護法は成立したものの差別は根強く、声を上げなければ偏見が運用を妨げかねない】 …

ブラジル大統領選挙  差別を隠さない「ブラジルのトランプ」を押し上げる国民の怒りと白人社会の不満

(9月6日 暴漢に刺される直前のボルソナロ氏 【9月7日 Bloomberg】 【差別主義的発言で「ブラジルのトランプ」の異名がある元軍人が支持率トップ】 ブラジル大統領選挙が今日7日に行われます。 現在収監中のルラ前大統領は、もし出馬が認められれば絶対本命…

トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で、サウジ反政府ジャーナリストが行方不明

(トルコ・イスタンブールのサウジアラビア領事館前で、行方不明となっているサウジ人記者ジャマル・カショギ氏の写真を掲げて抗議する人々(2018年10月5日撮影)【10月6日 AFP】 トルコ・アラブメディア協会主催の抗議で、一般国民の動向とはまた別もの…

イラン  北朝鮮とは異なり、トランプ政権の過激なレトリックと制裁で妥協に向かわせるのは困難

(武装集団による軍事パレード襲撃が起きたイラン南西部アフワズで、地面に横たわる負傷兵の前を走る兵士(2018年9月22日撮影)【9月23日 AFP】) 【「イランは国際テロの世界の中央銀行だ」】 イラン核合意を破棄したアメリカ・トランプ政権がイランを目…

アメリカ  国際協調・多国間主義に背を向け、「最も強い者のおきて」に徹するトランプ政権

(安保理サミット議長でありながら、途中退席するトランプ大統領【10月2日 Foresight】 トランプ大統領は9月26日、国連安全保障理事会で初めて議長を務めましたが、自らが掲げる強硬な対イラン政策について各国から非難を浴びたことが気にいらなかったのでし…

ロシアの中距離ミサイル配備にアメリカは強い警告 深まるアメリカと中ロの対立

(2017年の演習で発射されたロシアの核弾頭搭載可能な単距離弾道ミサイル「イスカンデル」。今回問題となっているノバトル9M729ミサイル(NATOの呼称ではSSC-X-8)はその発展形といわれる。【10月3日 Newsweek】) 【INF条約(中距離核戦力全廃条約)を形…

パキスタン  「一帯一路」中核事業等で中国との“不協和音”も カーン首相は軍部の“傀儡”か?

(9月9日、パキスタンを訪問してカーン首相(左)と会談した中国・王毅外相 【9月10日 日経】 王毅外相は、パキスタンの財政難と「一帯一路」事業とは「無関係」と強調するも、財政支援については明言せず) 【厳しい財政事情を国民にアピール】 パキスタン…