lonelylika’s diary

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大河メコン   進む「メコン川流域開発計画」

個人的に旅心をいたく刺激されるキーワードがふたつあります。 ひとつは“シルクロード”。 この言葉を耳にすると胸がざわつき、旅にでるのをせきたてられるような気持ちになります。 もうひとつが“メコン”。 こちらは、のんびり、まったりとした気分になりま…

ウガンダ  “子供による、子供に対する戦争” “夜の通勤者”

(ウガンダ 武装勢力による拉致を逃れる“夜の通勤者”(Night Commuter)と呼ばれる子供達 “flickr”より By John & Mel Kots http://www.flickr.com/photos/melanieandjohn/72055784/) このところ気にかかっている選挙が、南部アフリカのジンブブエで昨日29日…

コロンビア  ベタンクール、FARCに拘束され6年

(FARCに拘束されているベタンクールさん(背景写真)とその娘さん “flickr”より By Neno° http://www.flickr.com/photos/ernest-morales/2287572992/) イランで誘拐された日本人男子学生(中村さん)については、全く進展がみられません。 イランから数百キ…

アンゴラ  「地雷被害者」の美人コンテスト 内戦の傷跡 後を絶たない暴力

昨日、アンゴラに関するこんな記事を目にしました。 ****アンゴラで「地雷被害者」の美人コンテスト開催へ****** アンゴラで4月に、地雷で身体の一部を失った女性たちの美人コンテスト、その名も「ミス・地雷サバイバー(Miss Landmine Survivor)…

イラク  長期的安定への困難な道のり

イラクの治安状況に関する不穏な動きが報道されています。 ****武装解除でマフディ軍に最後通告 マリキ首相**** イラク南部バスラで対米強硬派、サドル師派の民兵組織マフディ軍の掃討作戦を指揮しているマリキ首相は26日、同軍に対し「72時間以…

クルド  トルコ国内でクルド人の騒動 クルド問題関係国・組織の思惑

クルド人はトルコ・イラク北部・イラン北部等、中東の各国に広くまたがる形で分布し、独自の国家を持たない世界最大の民族集団と言われています。 人口は2500万~3000万人、そのうち最大の1200万~1500万人がトルコ南東部を中心にトルコ国内に居住しています…

ブータン  初の国民議会選挙 民主化か民族浄化か?

ヒマラヤ山脈の王国ブータンで24日、初の国民議会(下院)選挙が行われ、伝統的エリート層を代表するブータン調和党が47議席中44議席を獲得し圧勝しました。 対立党の国民民主党の間には目立った争点はなく、両党とも伝統文化の保護や開発の推進などを掲げて…

台湾  馬英九候補圧勝、住民投票不成立

台湾総統選挙については、多くの報道で伝えられているとおりで、敢えてここで書くほどのものもないのですが、印象としては、予想以上に大差がついたな・・・というところでしょうか。 1月の立法院選挙での国民党圧勝を受けて、大幅に馬英九候補がリードして…

キプロス  再統合へ向けて、小さな島国の大きな試み

エーゲ海の小さな島国“キプロス”、鹿児島県ほどの大きさ。 1960年イギリスから独立しましたが、ギリシャ系住民とトルコ系住民の反目、ギリシャ・トルコの介入により、現在は島の北側3分の1がトルコ系の北キプロス・トルコ共和国(承認はトルコのみ)、南側の…

決まったベルギー、決まらぬレバノン

ベルギーの“無政府状態”にようやく終止符が打たれました。 ベルギーで民族間の対立から組閣できないという話題をとりあげたのが昨年11月15日でしたが、あれから随分たちます。(http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/d/20071115) その時点ですでに組閣ができな…

台湾  22日総統選挙・住民投票  チベット騒乱の影響は? 高まる台湾海峡の緊張

明日22日に行われる台湾総統選挙は、中国との「終局統一」を掲げて中台の「共同市場構想」など対中融和を目指す最大野党、国民党の馬英九候補(57)と、台湾の独自性を主張する与党・民主進歩党(民進党)の謝長廷候補(61)が争っています。 つい先週ま…

アメリカ  人種問題に直面するオバマ候補

アメリカ大統領選挙は恐ろしく長くハードな選挙戦で、民主党のオバマ、ヒラリー両陣営とも相当に消耗してきたようです。 ここのところ失言騒動が続いています。 7日には、オバマ候補の外交担当顧問サマンサ・パワー氏が、「(ヒラリーは)化け物だ。どんなこ…

イラク  開戦から5年・・・“治安改善”の様相

イラクでは昨年の米軍の3万人の増派を契機に、スンニ派の対アルカイダ掃討での協調、シーア派武装組織間の抗争停戦といったこともあって、昨年秋以降大幅な治安改善が図られています。 国連イラク支援派遣団(UNAMI)も15日のイラク人権状況に関する定…

トルコ  与党の非合法化、大統領・首相の政治活動禁止を求めて検察当局が提訴

(街中では極めて日常的なヘッドスカーフですが、このスカーフがトルコを揺るがす大問題でもあります。 “flickr”より By CharlesFred http://www.flickr.com/photos/charlesfred/201210819/) いささか唐突な印象を受けたのですが、トルコ検察当局は今月14日…

戦争の惨劇の記憶  ソンミ、ハラブジャ、そして東京

アフガニスタン国境に近いパキスタン部族支配地域(トライバルエリア)の南ワジリスタン管区で16日、民家にミサイルが命中し、住民ら16人が死亡しました。 民家には国際テロ組織アルカイダと関係のある外国人がいたと言われています。 ミサイルは無人飛…

マレーシア  総選挙での与党敗北、多民族国家の今後は?

“多民族国家”マレーシアの下院総選挙については今月6日(http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/d/20080306)にも取り上げましたが、8日に投票が行われ、前回04年の総選挙で9割の議席(199議席)を獲得し大勝した与党連合(国民戦線)は今回、過半数を制す…

チベット  ラサで暴動 問われる中国政府の対応

チベットでの僧侶を中心にした暴動とその鎮圧は、昨年のミャンマーの民主化運動のデジャ・ヴュのよう。 情報が錯綜しているので正確なところはよく分かりません。 警察車両や漢族経営商店への放火・襲撃も行われたとか。 治安当局による発砲で少なくとも2名…

アフガニスタン  “自主帰還”難民が直面する生活苦

2002年以来、400万以上のアフガニスタン人が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の援助によってアフガニスタンへの帰還を果たしており、内320万人がパキスタンから、86万人がイランからの帰還者となっています。 現在なお300万人のアフガニスタンが難民認定を…

イラン  14日総選挙 アフマディネジャド大統領の強硬路線の評価は?

イランの国会議員選挙が明日14日投票されます。 国際的に問題となっている核開発については、イラン国内では「平和利用」目的の核開発としてコンセンサスがあり争点とはなっていないそうで、高い失業率やインフレという経済問題が一番の争点になっています…

パキスタン  連立新政権、あいつぐ自爆テロへの対応は?

前月18日に行われたパキスタン総選挙で下院第1党となった野党パキスタン人民党(PPP)議会派と、同第2党のパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)は9日、連立政権樹立に向けた正式文書に調印しました。 連立には第5党のアワミ民族党(ANP)の…

ミャンマー  進む軍政主導の「民主化」、進まない国連の調停

ミャンマー、何か進展があれば話題にとりあげようかと思っていたのですが、いつまで待っても動きがないので、「なかなか動かないね・・・」という話。 ミャンマー軍事政権は2月9日、軍政主導の「民主化」に向け、新憲法を承認するための国民投票を今年5月…

ロシア  二頭立て馬車の微妙な手綱さばき

今月2日に行われたロシア大統領選挙は周知のとおりメドベージェフ第一副首相の圧勝でした。 8日に発表された最終結果によると、メドベージェフ第一副首相の得票率は70.28%。 70%の大台に乗せるものの、04年のプーチン大統領が獲得した71.31%は超えないという…

「国際女性の日」に女子割礼を考える

(割礼に使うナイフやカミソリの写真もありましたが、見ているだけで息苦しく生理的に受け付けませんので、かわりにシエラレオネの少女達の写真です。 “flickr”より By Justin Hane) 全く知りませんでしたが、昨日8日は「国際女性の日」だったそうです。 *…

“死の商人”ボウト逮捕、それでも揺るがない武器ビジネス

タイのバンコクで6日、ロシアの武器密売業者ビクトル・ボウト容疑者が逮捕されました。 米麻薬取締局の覆面捜査官が12か月に及ぶおとり捜査を行っていたそうで、今話題のコロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と数百万ドル規模の武器取引契約…

ナポリのごみ戦争、更にジュネーブへ

イタリアのナポリでは昨年末から正月にかけて、ごみ問題で大騒動になりました。 貧困層の多いナポリ地方では、ゴミ処理施設が地域社会で排出されるゴミを処理しきれず、回収作業が滞るという状況が過去15年以上にわたりたびたび発生しています。 基本的には…

マレーシア  問われるブミプトラ政策と民主主義

今日はマレーシアの総選挙について書こうと思っていたところ、出勤の準備をしながら横目で眺めていた朝のTVで丁度、マレーシアのインド系住民のブミプトラ政策への不満、まさにブミプトラ政策の生みの親であるマハティール前首相の「政策を変更する時期に…

ブータン難民  “桃源郷”の光と影

ブータン・・・と言うと、“秘境”“神秘の国”“桃源郷”“幸福大国”といったキーワードが連想されます。 また、若くして即位した英明な前国王が伝統を重んじ、民主化を率先して進める国、近代化のみを追い求めるのではないスローライフの生活、“国民総幸福量”を求…

中国  不満を高める食糧価格の上昇

中国では明日3月5日から国会に相当する全国人民代表会議(全人代)が開かれます。 昨年秋から上昇傾向を強める物価対策が焦点になりそうです。 新華ネットがインターネット上で行った「全人代・政協への提言・最も関心ある議題」アンケート調査では、物価上…

ウクライナ  天然ガスで再度ロシアとトラブル

(天然ガスパイプラインの写真なんてつまらないので、かわりに「ガスの王女」ことティモシェンコ・ウクライナ首相 “flickr”より By Minirobot) ロシアからのウクライナへの天然ガス供給については、05年から06年に価格改定交渉の行き詰まりから、供給停止、…

フィリピン・タイ  エストラダにタクシン、復権をもくろむ前職

フィリピンのマニラ首都圏マカティ市で先月29日、汚職疑惑が取りざたされているアロヨ大統領の退陣を求める約1万5000人の大規模デモが行われました。 このデモには、国民に根強い人気のエストラダ前大統領やアキノ元大統領らも参加しました。 エスト…