lonelylika’s diary

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リビア  12月の大統領・議会選挙実施で分裂状態に終止符を・・・・とのことだが、実現には紆余曲折も

(リビアの首都トリポリの殉教者広場で、ムアマル・カダフィ政権打倒につながった大規模デモ7周年を記念する祝賀行事に集まった人たち(2018年2月17日撮影)。 【2月18日 AFP】 “祝賀”とは言うものの、長引く混乱とテロの拡大、経済情勢の悪化などから「独裁…

コロンビア  大統領選挙(第1回投票)に示された和平合意への国民不満

(首都ボゴタで投票する保守派のイバン・ドゥケ氏(2018年5月27日撮影)。【5月28日 AFP】) 【埋まらない分断された世論の溝 依然として根強い和平合意の国民批判】 南米コロンビアでは2016年、半世紀に及ぶ内戦を終結させるため、政府と左翼ゲリラ「FAR…

ミャンマーの「忘れられた紛争」 国軍はロヒンギャに次いで北部のカチン族を標的に

(ミャンマー北部カチン州で、軍とカチン独立軍との衝突を避けて避難する住民(2018年4月26日撮影)【4月29日 AFP】) 【約10万人が避難生活を強いられているミャンマー北部で戦闘激化、避難民も更に増加】 ミャンマーでは、西部ラカイン州のイスラム系少数…

アイルランド 国民投票で中絶合法化へ アルゼンチンも来月法案採決 アメリカでは禁止法制定の州も

(人工妊娠中絶の合法化の是非を問うアイルランドの国民投票で、勝利を喜ぶ賛成派の人たち=26日、ダブリン【5月26日 共同】) 【アイルランド 同性婚に続く「静かな革命」】 カトリック国・アイルランドで1983年の住民投票で成立した憲法修正第8条は、まだ…

米トランプ政権、中国ZTEへの制裁緩和検討 トランプ流「取引」か、安全保障を売り渡す行為か

(【5月14日 BBC】 約8万人を雇用するZTEの経営危機は、中国にとって大きな問題となっています) 【収束の方向へ向かう米中貿易戦争 その中で注目されたZTEへの制裁の対応】 ひと頃よく目にした“米中貿易戦争”という言葉は、19日に発表された米中の共同声明…

中国がひた走る「デジタル・レーニン主義」は、新たな社会モデルとなるのか?

(中国の「超監視社会」にあっては、本文で扱うようなIT技術だけでなく、人間の目も活用されています。 “中国の北京では、公認の赤いベストや腕章を着用した85万人を超す高齢のボランティアが街角で目を光らせる。休日には大挙して出動し、交通整理や道案内な…

アメリカ国境に到達するも野宿を強いられる「キャラバン」参加者の一部 移民・難民拒否の背景にあるもの

(【5月1日 AFP】 米国境・ティファナに到達した「キャラバン」の一部) 【トランプ大統領、中米からの移民・難民「キャラバン」を阻止する構え】 トランプ大統領は公約であるメキシコ国境での“壁”建設を、何としてでも実現させるつもりのようです。 背景に…

トランプ大統領の一方的イラン核合意離脱 その独善と愚行がもたらすもの

(イラン・イスファハンの「エマーム広場」 スカーフから前髪を出した女性も、しっかりとスカーフを被った女性も、夕暮れのひと時を思い思いに楽しんでいました。【昨年7月旅行時に撮影】) 【米「我々の努力が、長く苦しむイラン国民のためになることを願う…

ミャンマー  ロヒンギャによるヒンズー教徒住民虐殺 被害者が加害者となるとき

(ミャンマー西部ラカイン州マウンドーで、発掘された家族の遺体のそばで泣くヒンズー教徒の女性たち(2017年9月27日撮影)【5月23日 AFP】) 【少数派イスラム教徒ロヒンギャの武装勢力によるヒンズー教徒住民虐殺】 ミャンマー西部のラカイン州におけるイ…

タイ  総選挙先延ばしで“時間稼ぎ”する軍事政権 いつまでそうした対応が通用するのか?

(【5月22日 時事】総選挙早期実施を求めるデモ隊と阻止する警察との間で混乱もあったようです。) 【プラユット暫定首相「平和と秩序が必要だ。総選挙の実施は彼ら次第だ」】 タイの軍事政権は22日で4年を迎えました。 プラユット暫定首相は総選挙実施によ…

北朝鮮 2年前の「女性従業員集団脱北事件」で、“拉致”された女性の送還を韓国に要求

(韓国入りする北朝鮮レストランの女性従業員。2016年4月に統一部が公開した【5月20日 聯合ニュース】) 【すでに繰り広げられている厳しい交渉】 交渉事はすんなりとは進まないのは世間の常識ですが、特に“取引”が得意なトランプ大統領と、アメリカ・中国、…

中国  米との太平洋「東西分割」に向けて 台湾・南シナ海・南太平洋で強まる圧力・影響力

(南太平洋・バヌアツのルーガンビル 中国の援助でできた埠頭。クルーズ船の旅客ターミナルの入り口(手前)には「ウェルカム」とあるが、今年は月1隻ほどの寄港にとどまる【5月19日 朝日】) 【台湾への軍事的圧力 南シナ海での軍事拠点化】 トランプ米大…

コンゴでエボラ出血熱拡大 ナイジェリアのラッサ熱、南アのリステリア感染 日本の麻疹流行

(コンゴ民主共和国でエボラ出血熱への対応にあたる人々 【5月9日 CNN】) 【エボラ出血熱 コンゴで都市部に感染拡大】 エボラ出血熱というと、2014年3月に西アフリカ・ギニアで集団発生し(最初の感染者は2013年12月)、その後リベリア、シエラレオネに拡大…

ロシア  続く国際的孤立 “勝利”したシリアではイラン・イスラエルの対立激化

(昨年テヘランで会談するプーチン露大統領(左)とイランのロウハニ大統領【5月15日 WSJ】) 【クリミア併合で国民支持を確立したプーチン大統領 ただ、社会には閉塞感も】 ロシア本土とウクライナ南部クリミア半島を結ぶクリミア橋が今月15日開通し、プー…

トルコ大統領選挙  拘束中のクルド系政党前共同党首も出馬 エルドアン政権の止まらない“弾圧”

(【5月15日 TRT】 訪英したエルドアン大統領とメイ首相の共同記者会見 ここでも「歴史はアメリカを許さない、イスラエルを決して許さない」とエルドアン節全開に、メイ首相もちょっと不安げ) 【「クルドのマンデラ」 どこまで支持を広げられるか】 トルコで…

新疆ウイグル自治区  「再教育収容所」への「不穏分子」送り込みに邁進する「工作組」

(新疆ウイグル自治区のグルジャ 再教育のために使用されると考えられるセンターにつながるセキュリティー・ポストの警備員(2017年11月2日)【4月30日 「仮称 パルデンの会 ・Free Tibet Palden」】) 【「妻は『訓練』を受けており、子どもたちの世話は政…

パレスチナ  ガザ住民200万人の苦しみや米大使館移転に対する拒絶を自らの“血”で世界に発信

(米大使館移転セレモニーに出席したイバンカ氏 その優美さが、境界で起きている惨事と対対照的です。上下とも【5月15日 WSJ】) 【「彼を早く冷蔵室に入れろ。次が到着している」】 パレスチナ・ガザ地区のイスラエル境界では、米トランプ政権による大使館…

ベネズエラ  破綻した経済 しかし、マドゥロ大統領は再選の見込み 命綱の石油生産は減少

(お札で作ったバッグ【2月14日 BQ NEWS】「紙幣を持っていたって何も変えないから、みんな平気で捨てているよ。新聞やノートには使いみちがあるのに、お金が使えないんだよ。使えないけど、投げ捨てるよりはマシな使いかたがないかと思ってね」 バッグやサ…

ミャンマー  ロヒンギャ以外の少数民族問題 停戦合意に向けて個人の立場で尽力する日本人も

(「タアン民族解放軍」の基本綱領が書かれた冊子【2014年4月28日 アジアプレス・ネットワーク】) 【ロヒンギャ問題 国連安保理視察団を受け入れたものの、国際社会との溝は埋まらず】 ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャに対する“民族浄化”の問題に…

アメリカのエルサレムへの大使館移転 反対が多い米ユダヤ人社会 強く支持する原理主義的福音派

(エルサレムで演説するトランプ氏。左はイスラエルのネタニヤフ首相(2017年5月)【2017 年 12 月 8 日 WSJ】 それにしても、イスラム教徒女性のスカーフはあちこちで問題視されますが、アメリカ大統領がキッパを被るというのは、どうなんでしょうか?) 【…

マレーシア  独立後初の政権交代 マハティール氏、異例の高齢再登板 難しいかじ取りも

(【5月10日 ロイター】) 【政権側の妨害を跳ね返して独立後初の政権交代 異例の高齢再登板】 マレーシアでは、独立以来政権を維持してきた与党のナジブ首相に対し、その師匠筋にもあたる92歳のマハティール元首相が、かつて自らが権力から追い落とした旧敵…

トランプ大統領のイラン核合意離脱  “最大の賭け”は“大成功か大失敗か”?

(トランプ氏は自らの戦略が奏功し、歴代の米大統領が達成しえなかったことを実現できると確信している(写真は8日、イラン核合意からの離脱を発表するトランプ氏)【5月10日 WSJ】) 【定かでないイラン等の反応 “最大の賭け”“大成功か大失敗か”】 トラ…

カンボジア  中国の支援のもと、民主化に逆行するフン・セン政権 日本も資金援助・総選挙支持

(フン・セン首相の息子で、カンボジア王国軍の司令官フン・マニ氏と会談する安倍首相【5月9日 POSTE】) 【行政トップとしての在任期間の世界記録更新に意欲を示すフン・セン首相】 肩の凝らない話題を取り上げた囲み記事ですが・・・ ****(特派員メモ プ…

フランス  「5月革命」から50年 マクロン改革への抵抗は不発気味 デモを乗っ取る“壊し屋集団”

(労働者のデモ行進に便乗して機動隊に火炎瓶を投げる黒づくめの暴徒(5月1日、パリ)【5月8日 広岡裕児氏 Newsweek】) 【国鉄・エールフランスの長期スト 参加者は減少傾向 譲らぬ政府側】 フランスでは、マクロン大統領の「改革」に対し、国鉄、航空会社…

フランス  「5月革命」から50年 マクロン改革への抵抗は不発気味 デモを乗っ取る“壊し屋集団”

(労働者のデモ行進に便乗して機動隊に火炎瓶を投げる黒づくめの暴徒(5月1日、パリ)【5月8日 広岡裕児氏 Newsweek】) 【国鉄・エールフランスの長期スト 参加者は減少傾向 譲らぬ政府側】 フランスでは、マクロン大統領の「改革」に対し、国鉄、航空会社…

プラスチックごみ 各地で減量・清掃等の取り組みもはじまるもの、深刻化する環境汚染

(インド・カルナータカ州のハッサンでヴァーダをテイクアウトした際の包装と袋 3月6日) 【各地でプラスチック袋の使用禁止などの取り組みも】 正直に言うと、私はゴミの分別にあまりきちんとは取り組んでいません。特に、お菓子やインスタント麺の袋とか、…

レバノン 今日9年ぶりの総選挙 内戦を踏まえた“奇妙”な選挙制度とそれがもたらす複雑な政治状況

(議員定数は宗派ごとに予め上記のように細かく規定されており、選挙結果によってイスラム教議席が増えるとか、シーア派議席が増えるということはありません。【2014年4月17日 橘 玲氏 より】) 【「モザイク国家」と周辺国干渉が生んだレバノン内戦 シリア…

中国  AI活用で14億人を国家が格付けする「ランク社会」の現実味

(ドラマ「ブラックミラー・ランク社会」より 互いの評価で決まる“ランク”のアップに夢中になる人々) 【信号無視改善対策 スクリーン映写、警告メッセージ、個人情報公開も】 歩行者の信号無視が極めて当たり前のこととして行われている中国においては、“マ…

イラク総選挙(5月12日) 宗派の対立を超えた新たな流れも 「古いページをめくった」か?

(5月12日に予定される連邦議会選挙を前に、街頭に張り出された候補者のポスター(4月24日、ファルージャ)【5月2日 WSJ】) 【「多様性は国の恩恵」とは言うもの・・・】 中東イラクと言えば、シーア派とスンニ派の宗派対立が最大の問題・・・ということが思い浮…

マレーシア総選挙、9日投票  ねじれた人間関係 マレー系票の争奪 横行する汚い選挙

(選挙区に立候補届け出のため到着し、支持者らの歓迎を受ける野党連合の首相候補、マハティール・モハマド元首相(中央、2018年4月28日撮影)【5月3日 AFP】) 【マハティール、ナジブ、アンワルのねじれた関係】 これまでも何回か取り上げてきたマレーシア…